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キャン釣りとはキャンプも管釣りも本気で楽しむ遊び

ジョインターBLOGをご覧の皆様こんにちは、そして初めまして。大好きな中禅寺湖をホームと呼びつつ全国津々浦々、旅と釣りが大好きなフィッシングピーターパンのショータジェンキンスです。今シーズンよりジョインターの一員としてさらにピーターパンぶりに拍車をかけて活躍していくつもりですのでよろしくお願いいたします。

中禅寺湖のレイクトラウト

さて、そんな僕はシーズン中は川へ湖へ、オフシーズンは管理釣り場へと釣りに行くため実質オフなんてない訳なのですが、管理釣り場、いや「キャンプ×管理釣り場」の釣りに関してはちょっと本気だったりするので、実際どんな風に楽しんでいるのかを簡単にではありますが紹介できたらなと思います。

キャン釣り?管釣り(かんつり)?

昨今のアウトドアブームのせいもあってか、北関東では特にキャンプサイトと管理釣り場が併設された場所が増えてきました。増えたというよりは、もともとあったフィールドが再度注目されてブラッシュアップされたり、楽しみ方がより洗練されたような感覚なのですが、ここ数年ジョインターSTAFFと遊びながらも本気で取り組んできたのが「キャン釣り」。キャン釣りでも管釣りでもどっちでもいいんだけど本気で管釣りもキャンプもやっちゃおう!なのでした。

特に秋が深まるとキャンプは楽しい

ジョインターSTAFFは基本アウトドアのスペシャリストが多いので、ただキャンプをすると言ってもそもそも結構本気です(笑)。しかしキャンプのついでの釣りと言ったところでそちらも手を抜ける訳でもないため自然とそういうスタイルになったのですが、やってみるとこれがピシャッとハマった感じ。荷物は結構多いし、テント設営から料理、タックルの準備に実際の釣りなどなどやることは盛りだくさんな分、味わえる非日常感と充実感と言ったら、大好きなカレーライスを食べる予定が、突然引っ越してきた隣人(しかも美人)の差し入れのハンバーグが超本気の手作りハンバーグで、カレーに乗せたらただただ最高だった、ぐらいな感じでしょうか。

なんだかんだで設営も楽しい

キャンプの夜は最高!友人が焼いてくれたお肉、スパイスはもちろんテンマク(笑)

時間の余裕は釣りの余裕

キャン釣りの朝は焚き火から

初日は釣りをせず、ゆっくりとテントを張り料理を楽しみ、明るいうちからビールを開けて夜を明かし、翌日の朝マズメから釣りをするのもよし。朝イチから釣りをして、お昼休憩がてらに設営しキャンプを楽しみ、翌日も釣りをする欲張りプランもよし。キャン釣りの最大の魅力の一つが「時間の余裕」にあります。何日も費やす旅とは違い1泊2日でも十分成立するライトな反面、場所によっては朝起きて、朝靄の中でまだ誰もいない釣り場に立てる瞬間があったり、夕方も本当にギリギリまで釣りを楽しめるので(なんたって釣り場に泊まる訳ですから)とても贅沢な楽しみ方なのは間違いありません。

時にはこんな「村」を作るのも楽しい

キャン釣りは2人でも楽しいし、仲間がたくさんいても楽しい。気の合う相棒と飲んで語って釣るのは言うまでもなく最高だし、所謂グルキャン的な感じでベースというか村を作り、各々で持ち寄った各地のお土産や料理を振る舞いあったりギアを自慢しあったりするのも最高(笑)。僕は普段結構な団体行動苦手派なのですが、意外にこの”村感”が気に入ってしまい、料理はもちろん食べてばかりで、人のギアを見て「俺もそれ買うわ!」みたいに時間を忘れて楽しみました。

ワクワクの朝マズメ

そして我々の、というか僕のスタイルかもしれませんが、基本的に数釣りにはあまり興味がない性分なので、たくさん釣れた!よりも、こんなに綺麗なのが釣れた!とか、想定してなかった大物が時々釣れたりする程度で良かったり。そうすると自ずと一般的な釣り方よりも、色の濃くでた”居付き”や特別顎の曲がった魚などのカッコイイ1匹を狙い撃ちするような釣りになっていき、ある意味管理釣り場のメインストリームとは逆行しているかのようなスタイルに辿り着いた訳です。しかしハマる魚が居なければチャンスは少なく、1匹釣るのに時間が掛かることも多いのですが、そこがまた時間に余裕の持てるキャン釣りと相性がいいような気がすると勝手に感じています。

「ちょっとこのヒレの色見てよ!」の図

ちょっとだけ釣りのハナシ

美しい婚姻色のジャガートラウト

キャンプの話ばかりになってしまいましたが前述の通り釣りも本気なのがキャン釣りなので、ここ数年僕の管釣りの釣りを支えていると言い切っていいルアーについて簡単に説明したいと思います。年間を通してエリアフィッシングを専門で釣りをする訳ではない自分にとって、たくさんのカラーやウェイトを揃え、幅広いシチュエーションに対応できる王道のスプーンの釣りよりも、答えや結果がシンプルに分かるリアクションの釣りが性に合っているのか繊細な釣りが単純に苦手なだけなのか、ダート系のプラグやミノーを使ったプラグの釣りがメイン。特に1匹を狙い撃ちする釣りにはこのスタイルが有効なことが多いのですが、困った時にはほぼほぼヴァルケインさんのシャインライドで乗り切ります。というか何年もの間それで乗り切ってきました(笑)

色モノだけでなく大型のレインボーも

さらに少しだけ宣伝させて頂きますと、今回コラボレーションという形で発売に漕ぎ着けたジョインター別注のジェンキンスカラーの2色のシャインライドにもちょっとしたキモがあり、幅広く且つシンプルに、状況に応じてチョイスできるカラーとなっています(2色共にすでに完売御礼ということで、本当にありがとうございます)。本当は細かいところまでこだわりを語りたいところではありますが、ひとまずシンプルな使い分けとしてはマディーからステインな水質、またはボトムが泥や粘土質のフィールドにはグリーングロー。反対にクリアな水質、砂利や岩の多いボトムの場所ではレッドグローを先ずは選択してもらい、反応を見て逆を投入してみたりしながら2色をローテーションしてもらえれば、きっと何かしらの反応を得られるのではないかと思います。とても簡単でしょう?

暗くしないと見分けが付かないのが唯一の…

タックルバランスはなるべく張りのあるロッドの方がダートやボトムを探る際にメリハリのあるアクションを与えやすくオススメです。ラインはPE0.4〜0.6号、リーダーは4lb〜7lbをメインに僕は使っています。それと自分のシャインライドの使い方・食わせ方にはフックをテール1本で使うのがベストだと考え、純正より若干サイズが大きく太軸の「エリモン」に付け替えて使っています。特に大型狙いでフック1本、そこそこパワーのあるロッドを使う際にはこのフックの変更は非常に重要です。

太軸テールフック1本のセッティング

釣り+αの楽しみ方

FISH, SLEEP, EAT!!

と、少し熱くなってしまいましたが釣果は所詮”水もの”です。釣れなくてものんびりと楽しめるような一工夫があれば、釣りはもっと楽しくなると思います。本気の釣りオンリーはもちろん楽しいし、そこに本気のキャンプや何か他のエッセンスを加えると、それはそれでまた違った楽しみ方が生まれる。例えば釣った魚を使ってその場で料理するとかもきっと同じです。まぁこれも普段から釣りばっかりしているからこそ感じられることなのかもしれませんが、こんなキャン釣りのような、真剣なんだけど肩の力を抜くスタイルももっともっと広く知られてほしいと思います。でも最初にも言いましたが、荷物も増えるしやることは多いし疲れることも多いですが、だから楽しいんです。本気じゃないとやれないんです(笑)。

先日開催したちょっとしたオフ会では、僕も含め普段はやらないフライフィッシングを他の参加者の方に教わったりもしました。これもまた+αの楽しみかもしれません

実際に管理釣り場でキャンプした模様を動画にもしています。動画だとさらにイメージが湧きやすいかと思いますので是非一度見て頂けたら嬉しいです。

 

ショータ・ジェンキンス
ショータ・ジェンキンス