フライフィッシング発祥の地 奥日光「湯川」のブルックトラウト
奥日光にひっそりと生息するブルックトラウトに出会いにいってきました。
奥日光の森の中をゆったりと流れる湯川。
今回はその細流にひっそりと生息するブルックトラウトに出会いに、Jointer フライフィッシングシリーズ『New Generation』を持って、Jointerスタッフ栗原と石川の2名で出かけてきました。
梅雨の晴れ間を狙った当日、曇り空を眺めながら自宅を出発。
フィールドに到着したのはお昼ちょっと前でした。
『湯川のブルック達が積極的にエサを捕食し始めるのは午後になってから・・・。』
ゆっくりと支度をして午前中は川の流れを観察しながら魚を探していきました。
<独特の雰囲気を持つ湯川>
駐車場からは川沿いに沿う木道を通ってポイントにアプローチ。
森の中を流れる川は変化に富んでいて、フライフィッシング向きのプールが多いのも湯川のいいところです。
フライをキャストすると好奇心いっぱいにフライを見に来るブルックトラウト。
でも食いつくまでには至りません。
ちょっと警戒している様子です。
次々とポイントに毛ばりを流していくと勢いよく水面のフライに飛びついてきたかわいい魚。
オレンジの鰭に白いライン、体側にあるイエロー、ピンクのドット。
とても綺麗な魚です。
<綺麗なブルックトラウト>
午前中は苦戦が続き、お昼を食べて再び入渓。
先ほどまでは見られなかったライズがチラホラと見え始めました。
どうやら魚がエサを捕食する時間に近づいてきたようです。
倒木下のヒラキでライズを繰り返す魚に向けて、14番のパラシュートパターンのフライをキャスト。
激しい水しぶきとともにブルックトラウトがフライにアタックしてきました。
<でっぷりと虫を食べているブルック>
魚の活性はどんどんあがり、いたるところでライズが見られるようになってきました。
対岸から手前に流れるバブルラインの沿って流した大きなカディスパターンに食いついてきたのはブルックトラウトとは少し違ったシルバーがかった魚です。
Jointerスタッフの石川が釣りあげたのはやはり珍しいホンマス。
下流にある中禅寺湖ではかなり大型になり、多くのアングラーが狙っている魚です。
<湯川のホンマス>
ホンマスは、1882年に中禅寺湖に移入した「ビワマス」と「サクラマス」の交雑で生まれた中間種。
ビワマスはアマゴ系統であるので湯川で釣れるホンマスの子供にはたまに朱色がある個体も確認できる。
その後、栗原もすぐ近くにフライを流すとすかさず反応があり、キャッチしたブルック。
<ホンマスとブルック>
さらに上流に向かって進んでいくと、良さそうなポイントからは必ず反応があり、数尾のブルックをキャッチ。
次第に夕暮れに近づき、2人して大きいブルックが釣りたい!
とか今日は尺ブルックが出るはずだっ!と息巻きながら釣りあがっていくとついに最上流部、湯滝に到着。
今日はここを最後に釣って終わりにしようと話して、フライを滝つぼに投げ込みました。
すぐに反応があり、いいヒキで流れを下ろうとします。
まさかなぁなんて思いながらランディングした魚はまさかの尺ブルック。
<壮大な湯滝をバックに記念撮影>・・滝はいってなっかた・・ごめんね(撮影者)
<湯滝>
<仕様タックル>
6ピースフライロッド Jointer【New generation 6623】【New generation703】
※最後に・・・湯川にはヌカカ(蚊より厄介な吸血虫)がおりますので、長袖着用~必ずはっかスプレーや虫除けを持って行きましょう!持ってないと刺されて釣りになりません・・
※本ブログに湯滝駐車場内でバーナーを使用した表現を掲載しておりましたが、本来湯滝周辺は火気厳禁となります。誤解を招く表現がありました事をお詫び申し上げます。