川魚で簡単おしゃれごはん!テンカラ釣り〜森風美の釣り修行記〜
【前半:誰でも釣れちゃう!?管理釣り場でエサ釣りを楽しむ!】
前回、Sprout(スプラウト) を使ったエサ釣りで、ヤマメとニジマスを釣りあげた森風美です。
ここから本領発揮!午前中に釣った川魚を使って、おしゃれでおいしいキャンプごはんを作ります!

【川魚を割り箸だけで捌く!】
身崩れしやすい川魚は、包丁を入れず捌くのがオススメです。

まず、塩を手に持って、魚のヌメリが取れるまでこすり洗いします。
口から割り箸を入れて、エラの上に出します。その後エラを押し込むようにお腹にむかって突き刺します。

反対側も同じように突き刺したら、

二本を握るように持って、ねじるりながらグリグリと内臓を引き摺り出すだけ!
これで処理は全て完了です。

私が小さい時から、母と一緒にやっていた捌き方。
割り箸さえあれば簡単にできるので、お子さんと一緒にトライしてみてください!
【炭をおこして調理スタート!】
ヤマメは、串刺しにして塩焼きにします。

ヤマメを焼いている間にメインディッシュ「ニジマスのアクアパッツァ」を準備します。
川魚は身があっさりしているので、アクアパッツァのような白身魚のレシピならなんでも合うんです!
まずスキレットにオリーブオイルをひき、ニジマスを両面焼きます。トマトやアサリを飾り付けて、「アクアパッツァのもと」を注いで蒸し焼きにしていきます。

水分がいい感じに飛んだら完成!
パセリやチャービルで飾り付けするとおしゃれに仕上がります。
「アクアパッツァ」なんて難しそうな名前をしていますが、超簡単!!南イタリアでは定番の家庭料理です。

私の調理中に師匠がホットサンドを作ってくださいました!

そんなこんなで、川魚のランチコースの完成です。おいしそう~~~!!
コーヒーも淹れて、マシュマロデザートも作っちゃいました!

【待ちに待ったランチタイム。いざ、実食!!!】
自分で釣って捌いたお魚。いつもより思いを込めて「いただきます」

まずはヤマメからがぶり。
塩でパリパリになった皮も、炭火でホクホクと焼けた身も、とってもおいしい!!

師匠の塩入さんもがぶり。
ニジマスよりもヤマメの方が「おいしい感じがする」そうです。

豪華な昼食を、奈良子釣りセンターの管理人さんにお褒めいただきました!
特にマシュマロで作ったデザートに着目いただきまして……。
奈良子釣りセンターではBBQ食材セットの販売もしているので、もしかしたらメニューに加わるかもしれません!

【お腹いっぱい!元気いっぱい!午後の釣り!】
午後からは趣向を変えて、半日券を買って、テンカラ釣りに再挑戦します!
エサ釣りとその他で釣り券が違うそうです。

竿はエサ釣りと同じくSprout(スプラウト) を使います。これに簡単にキャストしやすい Jointer TENKARA LINEとフライリーダー、毛ばりをつけたら準備完了!
今回は水面に浮く毛ばり……「ドライフライ」を使いました。

管理釣り場の奥は「キャッチ&リリース区間」の自然渓流があったのでそちらで釣り開始!

師匠は腿下の簡単に着脱できるウエーダーに着替えていました。

テンカラの基本的な投げ方を思い出しながら(というか再び教わりながら)川魚を狙っていきます。
何度か竿を振るうちに感覚を取り戻して、狙ったポイントにフライを落とせるように!

岩陰から魚に気づかれないように投げたり思考錯誤しましたが、先ほどとは打って変わった難しさ。

魚影はあるのにアタリがまったくありません!!
師匠曰く「キャッチ&リリースされて魚がスレている」とのこと。魚自身が釣られ慣れて、釣りを学習しているそうです。
仕方なく、放流が頻繁にされている(魚がスレていない)下流に移動。
すると釣れる釣れる…!!

ドライフライは、毛ばりが水面に浮かぶので、魚が毛ばりに食いつく瞬間がしっかり見られるのでテンションあがります!!
バグゥッ!!と食いついたらすぐにアワせて、針に引っ掛けるのがポイント。
私も初めはまぐれ釣りでしたが、終盤はしっかりアワせられるようになりました!
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【キャンプで釣りを楽しもう!!】

奈良子釣りセンターでは貸し竿もあるのですが、自分のお気に入りの竿で釣りをすると釣れた時の喜びもひとしお!
なんとなく「高価そう……」と思っている人も多いと思いますが、初心者用のモデルは意外と手に届く値段なんです。
一本持っていれば、その辺の川でふら〜っといろいろな釣りができます。特に今回使ったオレンジの竿はすっごくかわいくて、川の近くのキャンプ場へ行くときには必ず持って行っています。

でも、釣りの腕前が上がってこないと自然の川での釣りはなかなか難しいので、まずは管理釣り場で楽しく釣りをするのがオススメです!
私みたいなへたっぴでも簡単にたくさん釣り上げることができました。
今回利用した奈良子釣りセンターのまわりにもキャンプ場がたくさんあるので、キャンプ中やキャンプ後のアクティビティとしてぜひ釣りを楽しんでみてください!!
 
					

